北海道@アンモナイト日記

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zoom RSS Euhystrichoceras ユーヒストリコセラス

<<   作成日時 : 2013/08/01 07:14   >>

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おはようございます。

今日はセノマニアンのマイナーなアンモナイトの話題です。



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    三笠層 恐怖の滝上 2013.6.15  Y先生からのいただきもの 




「マンテリセラスが出てこないかな?」


淡い期待をもちつつ、

セノマニアン前期のノジュールを割っていると

出てくるアンモナイトは、ほとんどがデスモセラス。

「また、デスモか・・・(^_^;)」


しかし、たまに幅のせまい小さなアンモナイトがでてきます。

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ユーヒストリコセラス
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いったい、このアンモナイトは何者?

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福岡さんの「北海道アンモナイト博物館」 p.148 には  Euhystrichoceras sp.  として、

芦別産の小さな標本が1つ載っているだけです。




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Euhystrichoceras


ブランコセラス科のユーヒストリコセラス属に所属

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eu      : 良い・美しい・優れた・真の    

hystricho : ヤマアラシ? 

→ hystrichoの「h」を取ってhystricoなら「ヤマアラシ」の意



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ついでに Hystrichoceras を調べてみました

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Treatise(1996)

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ブランコセラス科ではなく、シューレンバキア科に含められています。

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どうやら、ヤマアラシが語源のようですね。(*^_^*)


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トゥリーティスでいろいろ調べてみると

オキシトロピドセラスやモルトニセラスなど

ブランコセラス科のアンモナイトのほとんどは

アルビアン期に出現して滅んでいます。



このユーヒストリコセラスは

これらの仲間(ブランコセラス科)のうちでも

なんとか、絶滅を免れた種類なんですね。



体を小さくすることで、環境の変化に

耐え抜いたのかもしれません。



ブランコセラス科の末裔、ユーヒストリコセラス・・・

健気で可愛らしいアンモナイトに思えてきました。


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おまけ 他人の空似?

私の虹色アンモコレクションのひとつ

その名もハボロセラス・ハボロエンセ

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Haboroceras haboroense Toshimitsu,1988 逆川支流 サントニアン 20mm

住房部に肋がないものの、

小さいサイズ・側面が平ら・ややゆる巻き・

腹面にキール・へその肩で強くなる肋 など

よく似ています。

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先祖返りかな・・・?


今回も出張のため、コメントが遅くなります。

ご容赦ください。

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コメント(13件)

内 容 ニックネーム/日時
もーりんさんこんにちは!
ユーヒストリコセラス、初お目見えです。
この大きさで成体なんでしょうか?
miniアンモナイトでも綺麗な物はコレクションの対象になってますので是非採取したい一品です。
羽幌や中川当たりでも産出しやすいのでしょうかね。
ヤマアラシが名前の語源なのが肋の鋭さで納得です。
トシプ
2013/08/01 11:26
こんいちは^^
出張いかがでしょうか、楽しんでますでしょうか
私のほうはクリーニング組立も終わり(終わり^_^;にしました)展示させて頂きました 存在感抜群です
ユーヒストリコセラスの解説・・・・さすが博識もーりんさん、学者さんのようです  生き残ったんですかね
なんでデスモって多いんでしょうか、いっぱいいたんでしょうか、のっぺりとつるんとしてて人気はあまりないですね^^
アンモって種類多すぎてややこしや〜
はにわ
2013/08/01 12:02
こんにちは〜ヒステリコは、好きですよ♪芦別では、比較的採集できますが、三笠は、あまり見ません、サイズは、確かにsmallのが殆どですよね、そして、羽幌セラスは、羽幌と穂別で確認してます。両者は、凄く似てますね〜キールに関してもですが、素晴らしいアンモナイトだと思います。出張、頑張って下さいね(^.^)
アルビアン
2013/08/01 14:12
このアンモは、私が産地で破壊したヤツですよ〜。後ろでどなたかが、このアンモの名前をつぶやいておりました。あ〜残念。せっかくの貴重なアンモを破壊しちゃいました。さすがもーりんさん、いつもながら取り上げ方が学術的です。
それにしても、このノジュールのアンモの保存は抜群ですね。やはりY先生はそのようなノジュールを狙って割っているんですね。良いタイプのノジュールを教えていただきましたが、どうにも普通ノジュールとの見分けがつきませんでした。ちなみに私の頂いたノジュールにはまだ手を付けておりません。どうしても楽しみなノジュールは後回しにしてしまいます。
ZX9-R
2013/08/01 20:43
すごーい!
南部せんべい並みのキールですね!!
可愛いアンモです〜♪
じゅりあ
2013/08/02 20:37
どっもで〜す(+∀+)!! コイノ〜ナミダカ~ソテツノハナガ~♪
そ〜んな長崎出張めっさオチカレさまでした〜!!
セノマーアンモ、あんまし馴染みが無いのですが…。こんなアンモちゃんもいるのですね…。先日、アッパーサンドリバー系の川でゲッチョしてきて放置しっぱなしのセノマ石の中身が俄然気になって参りました〜。 学名にヤマアラシとついているのもカワユイです(ワタクシの大好きな生物のひとつです)。イラストはいつも個性的でお上手です〜。 いつも、もーりんさんの記事は硬軟織りまぜまぜのブレンド具合がスンバラシーと思うがです〜。
 ふぉ〜(+∀+;)!!! 南部煎餅キール…。じゅりあさんの言語感覚にカンドー!! 即パクらせてもらっちゃうです〜。
もとあらし
2013/08/03 21:54
みなさん、こんばんは。
足寄3日間の後、長崎5日間の出張、
といっても半分は旅行から
戻ってきました!(*^_^*)
もともと、貧弱な気力と体力のため
休息が必要と思いきや
明日から、また別件で出かけます。
しばらく、リコメも滞りがちになることを
お許しください。(^_^;)
ブログ更新は作り置きがありますので、
なんとか続けます。
ごめんなさい。
もーりん
2013/08/05 20:42
トシプさん
このアンモ、セノマニアン前期のアンモとあって、
羽幌では超レア?といいますか、聞いたことが
ありません。(^_^;)
中川では、マンテリも出ているので、持っている
方がいるかもしれません。(*^_^*)
もーりん
2013/08/05 21:04
はにわさん
けっして、博識ではありませんです。(^_^;)
自分のコレクションの価値を気持ちの上で
高めようと、エピソードを調べることが
多少好きなだけです。
せっかく勉強したので、内容をブログに
残しておくことにしました。(*^_^*)
もーりん
2013/08/05 21:12
アルビアンさん
穂別のハボロセラス、こんど見せてくださいね。
とっても興味深いです。
マリポンちゃん企画、盛り上がりましたね。
毎週1回、ALIさん、優子さんなどの
企画も検討してください。(*^_^*)
もーりん
2013/08/05 21:18
ZX9−Rさん
Y先生からいただいた、ゼランはお互いに
思い出深い貴重な標本になりましたね。(*^_^*)
あの日、ZX9−Rさんは、デスモ入りノジュールを
たくさんゲットしていたので、ユーヒストリコの
1個や2個は出てきますよ。きっと。
もーりん
2013/08/05 21:22
じゅりあさん
このキール、どこかで見たような気がして、
もやもやーっとしていました。
南部せんべい!!!
おみごとです。すっきりしました。(*^_^*)
もーりん
2013/08/05 21:24
もとあらし・もとろんさん
もとろんさんのお話をきいて、マイナー産地もいいかなと
7月にCさんと卍地域に行ってきました。
みごとに2人ともボーズでした。(@_@;)
マイナー地域への飽くなき挑戦、頭がさがります。

硬軟おりまぜて・・・うれしいご指摘、ありがとうございます。
おもいっきり「軟」の話題もしたいのですが、
コーコーセーも見ているので、自粛しています。(^_^;)
もーりん
2013/08/05 21:36

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