北海道@アンモナイト日記

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zoom RSS キャナドセラスの混乱 パート4 (まとめ)

<<   作成日時 : 2014/10/09 06:35   >>

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これは 福岡幸一さんの「北海道アンモナイト博物館」2000 北海道新聞社
P.124 に掲載されている、日高産のキャナドセラス・ヨコヤマイ 20.8cm
です。

画像


これと同一種だと思われる15〜20cmのキャナドセラスが
日高地域からは、ときどき見かけます。
私は良い標本をもっていませんが・・・(^_^;)


特徴はけっこう厚みがあって、側面がふっくらとしています。
周期的な太い肋がありますが、へそのまわりで顕著な突起には
なりません。

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画像



これは、もーりんコレクション 中川アベシナイ川産です。

殻が擦れていて保存が悪く、肋の特徴がわかりにくいのですが、

日高産のいわゆるキャナドセラス・ヨコヤマイよりも

肋が直線的です。


画像



また、側面が日高産のものより平らに見えます。




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画像

松本先生が追加した、中型サイズの C.yokoyamai





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かはく訪問から帰ってから4週間かけて、勉強した結論です!

「キャナドセラス・ヨコヤマイと

キャナドセラス・コスマチは混乱している!」
 もーりん


@ C.yokoyamai (Jimbo,1894) と C.kossmati Matsumoto,1954 両種の
  
ホロタイプが産出したChiptaushibetsu に行って、たくさんの標本を集めよう!

 ※ シノニム(同一種)の可能性がある!

A 松本先生が追加した日高産のCanadoceras yokoyamai についても、

産出地に行って、たくさんの標本を集めよう!

  ※ C.yokoyamai (Jimbo) とは別物の可能性がある!




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なんと! 

上記の結論は、ヨコヤマイとコスマチの区別について以前、重田先生に

質問したときの、先生からの返信メール(先生からは即答をいただきました)と

まったく同じ内容です!

私は4週間かかって、重田先生からの返信メールの内容にやっと

たどり着いただけに過ぎませんでした。・・・(^_^;)



あたりまえですが、

「研究者はすごい!!」

これが本当の私の結論です・・・・(*^_^*)




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次回は野外巡検の話題、

「りんぞうさんとの再開」を

お届けします。




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コメント(16件)

内 容 ニックネーム/日時
おはようございます(●^o^●)

なるほど〜  確かに標本、比較できる物を沢山集めるのは良いですね
中川の標本は素晴らしいですね
研究者ですよね、私はいまだに見た目で判断しています。
勉強になるプログであります。(●^o^●)

アオイガイが漂着していますよ
アルビアン
2014/10/09 09:11
私はどうやら、キャナドの種の違いを知るより先に、パキとキャナドの違いを知る必要があるようです。笑
キャナドは、なんとなく薄くて角ばっているイメージですが、小さい個体だとよく分かりません。
何か明確な特徴はあるのでしょうか?
それが分かれば、種レベルでの分類と、次のステージへ進みたいと思います。
化石大臣
2014/10/09 18:07
どっもでこーん(+∀+)!!すこーーーん!!
もーりんさんの手にモニュ...と握られるキャナドさん、素晴らしい保存と美しさです。
キャナドさん...細菌、木になるなるキノコ...ぃや、アンモさんですが、馴染みが無さ過ぎてよくわからんちんなのです...。来年からは少しずつ、カンパニあたりも歩いてみようと考えておりまるす。
もとろん
2014/10/09 19:18
キャナドセラス、いいですね〜
僕も手に入れたいです(^o^)
アンモナイト少年
2014/10/09 20:37
もーりんさんのキャナドも素晴らしいですよ。正に一番良いサイズですし。キャナドは私も縁が無いアンモで、知らない頃は、パキもキャナドも大きくなるアンモという一括りで捉えていましたが、なかなか魅力的なアンモですよね。
種の定義はこれからの分割、統合が進むと思います。もーりんさんが提唱されたことを目的に、巡検に歩いても面白いと思います。どちらも難易度が高すぎですが(笑)
ZX9-R
2014/10/09 22:58
アルビアンさん
キャナドセラス・ヨコヤマイとキャナドセラス・コスマチの関係を整理するだけで、ブログ4回分になりました。今回のネタは1カ月前に完成していました。しかし、評判が悪く(閲覧者数激減)3回続けたところで、一度中断しました。(@_@;)
もーりん
2014/10/09 23:06
化石大臣さん
私はキャナドがほぼ出ない羽幌地域ばかりを歩いていたので、ユウパキとの違いは何となくわかります。やはり 幅=高さ がユウパキ。 高さ>幅 がキャナドでいいと思います。
キャナドは大きくなっても、この関係が続きます。しかし、ユウパキは概してズングリ太くなるように感じます。
先日の化石大臣さんのブログの亀甲石に入っていた白いものは、ユウパキ・ハラダイだと思います。
もーりん
2014/10/09 23:32
もとろんさん
キャナドの美しい標本、今夏現地で本州からのマニアさんに見せてもらったのですが、いわゆるビニール張りのそれはそれは美しいキャナド、それも2個入りでした。ウルウルっとなりました。
(@_@) 人と比べてはいけないのですが、裏山C〜 (*^_^*) 
もーりん
2014/10/09 23:40
アンモナイト少年さん
キャナドはカンパニアン上部の地層に行けば多産する種類なので、コツコツ通い続ければ、きっといつか発見できますよ。(*^_^*)
もーりん
2014/10/09 23:44
ZX9−Rさん
キャナドセラスの語源は Canado=カナダ から 来ているので、「カナダかぁ〜」と青い湖と美しい山岳風景を連想して、とてもいい気持ちになります。もちろん、行ったことはありませんが。
タイプ標本が産出した場所に行ってたくさん集めるというのは、私の発想ではなく、重田先生から伺った意見です。
もーりん
2014/10/09 23:56
>評判が悪く(閲覧者数激減)3回続けたところで、一度中断しました。(@_@;)
もーりんさんのお気持ちお察しします。<(_ _)>
正直、僕の経験からキャナドに関しては・・皆さん?それなりの理由がある様で期待しない方がいいです。(笑)
りんぞう
2014/10/10 19:21
和歌山のカンパニで産出している「キャナド」との比較もしてみたいです。
私は採集したことがないので、
手元に標本のある地元の愛好者や研究者の皆さんのご意見も聞きたいです。
fossil1129
URL
2014/10/10 21:02
私もキャナドとはあまり縁がありません。たまにこれはもしかしたらキャナド・・と思ったものでもパキの潰れたものとか半欠けしかないようなものばかりなので違う意味で悩んでいます(笑)。標本を沢山集めると言う事は価値のあることだと思います。全道のマニアの地区別の標本を集計したら解明出来るかもしれませんね。
apogon2
2014/10/10 23:01
りんぞうさん
ありがとうございます。北の海のキャナド、いつか訪れてみたいです。
しかし、遠い・・・(^_^;)
当分はりんぞうさんのブログ上で楽しませていただきます。
もーりん
2014/10/11 00:32
fossil 1129さん
キャナドセラス・タニイという和泉層群のアンモナイトに似たものを北海道日高で見つけたことがあるのですが、この種はパキディスカス属に移されたそうですね。
このことも重田先生から聞きました。
もーりん
2014/10/11 00:39
apogon 2さん
空知ではこの時代の地層が極端に少ないですね。見つけたらすごい貴重品になりますね。
apogon 2さんのブログの風景写真にいつもうっとりしています。
もーりん
2014/10/11 00:45

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