羽幌町郷土資料館 エピソード1

羽幌町郷土資料館の話題です。

羽幌簡易裁判所が廃止になったのがきっかけで、
建物を郷土資料館として利用しようという話が持ち上がりました。
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かつて炭鉱で栄えた築別の曙小学校(廃校)・・・「緑の村」に、
それまで展示していた化石標本を羽幌の街まで
引き上げ、平成元年(1989年)に
現在の建物の2階に引っ越してきました。

「緑の村」当時の写真(フィルム)があったはずですが、
見つかりません・・・(^_^;)


玄関に入ると・・・

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でーん! セノマニアンの巨大ノジュールが。
発見者4名(O会長・Y氏・もーりん・T氏)
なぜか、当日の真の第一発見者である私の名前が3番目に・・・?
厳格な研究会の力関係か?(^_^;)

発見、そして搬出のエピソードは、いつかブログで紹介しますね。
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階段には数個の大型アンモナイトが・・・
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これは、私の発見となっている、100kgオーバーのアナパキですが、
じつは、職場の同僚N氏(大学の後輩)を連れて逆川に行ったとき、
私よりも前を歩いていたN氏が発見したものです。

「もーりんさあ~ん!」 30m上流で、片手に釣り竿をもったN後輩が呼んでいる。

川の中の大きな石を指さしている。
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N後輩の指さした先には、60cmの太いアンモナイトが・・・
「こ、これは・・・!」 「そのままのアナパキだ!」

2人で力を合わせたが、重すぎて動かない・・・。
隠すために、石を上に載せてみた。

ケルンのように、かえって目立つ結果に。

当時、古生物研究会には厳しい おきて があって、
部外者を連れて行ってはいけないと言われていました。

入会したばかりの新参者の私は、
ルール違反の罪で除籍処分とされることを恐れ、

N後輩に口止め用の小さなアンモをあげ、
自分が
第一発見者ですと報告してしまいました。

このアナパキの大物は後日、研究会のメンバーと役場の職員数人で、
搬出してきました。

アンモにはまって5年目、ヒキョー者の私の告白でした。(^_^;)
N後輩、ごめんなさい。深く反省とおわびを申し上げます。
今さら除籍にはならないと思うので、いつかラベルを訂正しますね。
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この記事へのコメント

ZX9-R
2012年07月05日 21:39
これらのアンモ達は、私にとってもなじみのアンモです。が展示してあるのを見ていただけなので、採集エピソードがわかりとてもうれしいです。あれにしてもあの巨大ノジュールはどのようにして搬出したのでしょうか? 興味が尽きません。実は私の巡検記録を呼んでいたら、恐れ多くもノジュールの解説に対しケチをつけていました(汗)若気の至りでした。お許しください。 でもそれだけ謎多きノジュールです。まさか採集時のエピソードを発見者から聞けるとは予想しておりませんでした。・・・と、言ってもまだ聞いてませんが(笑) すご~~く楽しみにしています!
アルビアン
2012年07月05日 22:05
こんばんわ、素晴らしい発見に関わっているのですね、さすが、もーりんさん、あの、巨大ノジュール、割りませんか(笑)アカントがいるかもしれませんよ、博物館には、コピーを飾り、あー気合いが入ります。大ハンマー持参します。アナパキもでしたか、もーりんさん、恐るべしです。かなり羽幌の化石に貢献され、本も出版しましたから、もーりんさんの、優しいお人柄、ユーモアも素晴らしいですし、尊敬します。(^○^)
化石大臣
2012年07月05日 22:19
こんばんは。
この巨大ノジュールももーりんさんの発見だったのですね。
アルビアンさんも仰っていますが、中に何が入っているのか気になります…。
写真で黄色っぽく斑点のように写っているのは全部アンモの断面ですよね。
一体、何百個のアンモが入っているのか…想像もつきません。
2012年07月05日 22:38
次の羽幌訪問の折には、
是非とも郷土資料館を見学したいと思いました。

化石の数だけ、思い出がありますね。

それにしても大物に出会っておられるもーりんさんって
やっぱりすごいと思いました。

絵も素晴らしいです(笑)
apogon2
2012年07月05日 22:59
こういう建物にはアンモが良く似合いますね。
玄関口からして、なにか・・理科準備室に入るようなドキドキ感がします、たまりません!

アンモ採集をやっていると色々なエピソードがありますね^^。
N後輩も持ってこれないような大きなアンモより、口止めアンモを貰ってきっと嬉しかったと思います。
りんぞう
2012年07月06日 15:27
今も昔も・・会の規則なるものに関しては相変わらず
収拾がつかないくらいもめることがあるようです。

この頃?・・故横山氏がよく言っていました。
Hの山へ入る前にO会長に話を通すと、いろいろ便宜を
はかってくれるし良い人だよって。時効成立ですよね。(爆)

このノジュール・・以前から聞いていましたし新聞でも見ました。
時代が時代だけにホント素晴らしいものです。
で、断面のほとんどはサキアではないですか?
う~ん・・資料館等々が嫌いな僕も・・さすがにこのノジュールだけは
見たいと思いました。(笑)
ニャロメ
2012年07月06日 21:21
ここはいつか見に行きたいです。
ここにご紹介いただいている写真のアンモだけでも一見の価値がありますが、他のも気になります。
5年目のカミングアウト、すっきりできてよかったのではないでしょうか(笑)
除名されたらと思うと仕方ないですよね(笑)
この後輩の方、いまでもアンモ続けておられるのでしょうか?
もーりん
2012年07月06日 21:27
ZX-9Rさん
このアンモの搬出は平日に行われたので、私は立ち会えませんでした。残念。
余分な石を外す際に、住房部が割れてはずれてしまい、2つになってしまったそうです。
それでも重すぎて、ムシロに半分を載せて、四隅に人員を配置、少し持ち上げてはずらすように移動しながら、2回に分けて林道まで運び上げたそうです。
例の巨大ノジュールも立ち会えませんでした。今度、詳しく聞き取りをして報告します。
もーりん
2012年07月06日 21:35
アルビアンさん
このノジュールは「厚さ5センチのプレート状に、食パンのようにスライスしようか。」との話もでたそうです。(^_^;)
アルビアンさんの見立てでは、アカントは含まれていそうですか?
もーりん
2012年07月06日 21:41
化石大臣さん
私は数えていませんが、当時の新聞記事には、「表面だけでも約500個のアンモナイトの断面が見える」と報じられていました。私はセノマニアンは初心者で、断面だけでは、種類の見極めはできません。何となくデスモセラスが多いなあと感じています。
もーりん
2012年07月06日 21:58
fossil1129さん
ぜひ、寄ってください。2階の展示、ラベルの間違いがあるのはご容赦ください。いつか直しに行きます。
写真がなかったため、苦し紛れにイラストで表現しました(^_^;)
もーりん
2012年07月06日 22:04
apogon2さん
北大総合博物館ほどの格調の高さはありませんが、この建物もなかなか良い雰囲気を醸し出していますね。N氏は釣り好き人間で、羽幌をこよなく愛していました。アンモはまだ持っているかなー?
もーりん
2012年07月06日 22:14
横山勲さんには、わたしたちもお世話になりました。稚内に日帰り研修旅行に行ったときには、コレクションの数々を見せていただき(二本木さんの本に載った標本も)、H浦まで案内していただきました。氏の大ハンマーのすごさに、私たちは驚いたものです。
断面でゴードリに見えるのは、サキアかもしれませんね。
もーりん
2012年07月06日 22:27
ニャロメさん
三笠や中川と比べては、がっかりするかもしれません。博物館と資料館では大きな差がありますね。何かのついでに時間があれば、寄ってみてください。
2012年07月09日 00:09
これが本にでていた巨大ノジュールですね。
羽幌の郷土資料館に行けることがあったなら見てみたいです。こんな巨大なものよく運搬しましたね。割ったらどんなアンモたちがでてくるんでしょう。
ほかにも大きなアンモたちが・・・。
私の展示会にもこのような大アンモがあれば子供たちの目をひくんですが、残念ながらありませんねえ
それにしても古生物研究会には厳しい掟があるんですね。
もう時効ということで皆さんお許しくださるでしょう。
それにしてもノジュールには夢がいっぱいつまってますねえ
もーりん
2012年07月09日 21:18
はにわさん
こども向けの展示会、すてきですね。こどもの頃の体験、ちょっとしたきっかけが人生を左右することが多いと思います。「単独で山に行かないこと」もルールなのですが、何度か、一人でコソコソ枝沢にも入りました。(^_^;)
後輩N
2012年08月03日 13:06
もーりんさん 久しぶりの再開。懐かしかったです!そして素敵な本ですね!出版おめでとうございます!羽幌好きの心もがっちり掴まれました。あの発見の時のことは忘れられない思い出です。一生懸命石で隠してみたけど、川の中に突如そそり立ったケルンのような石山、凄い目立ってましたよね。思い出し笑いしてます。
もーりん
2012年08月04日 02:16
Nさん
今日はありがとうございました。とても楽しいひとときでした。
羽幌はいいですね。海と山ともに美しい!
逆川のケルン、私にとっても忘れられない思い出です。
メールアドレス教えてください。今日の写真、送ります。
また会いましょうね。(*^_^*)

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