北海道@アンモナイト日記

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zoom RSS キャナドセラスの混乱 パート2

<<   作成日時 : 2014/09/04 06:12   >>

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みなさん、こんばんは

キャナドセラスの話題 前回のつづきです。

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                   キャナドセラス ヨコヤマイ? コスマチ? アベシナイ川





重田先生が次に見せてくれたのが

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          Canadoceras kossmati 1954, Matsumoto Holotype


重田先生 「これが松本先生が記載した、キャナドセラス・コスマチです。」


もーりん   「ははーっ <(_ _)> これが コスマチの模式標本ですか!」


重田先生 「どう思いますか?」


もーりん  「内側の巻きは、このヨコヤマイとそっくりですね!」


重田先生 「・・・ (*^_^*)」

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Canadoceras yokoyamai (Jimbo,1894) Holotype



以前、メールで重田先生にヨコヤマイとコスマチの違いについて

質問したときのことを思い出しました。


「 じつは、キャナドセラスについては混乱しています。

ヨコヤマイのホロタイプは未成年殻の可能性があるので

ヨコヤマイのホロタイプが産出した場所に行き、

たくさんの標本を集めて、成長段階による形態の変化を

調べることがたいせつです。」 重田




************************************************************



大きめのコスマチを分解してみることも

両種の理解に役立ちそうです。

もったいなくて、私にはできませんが(^_^;)



わたしたちアマチュアは専門家が記載したものは

それが不動の答えだと思いこんでしまいます。

ところが実際には、その後の調査・研究によって

見直しがかけられながら、少しずつ確定していくのですね。





もしも、キャナドセラス・ヨコヤマイとキャナドセラス・コスマチが

同一種ということになると、先に記載されたヨコヤマイが残り、

コスマチが消えることになるそうです。





キャナドセラスの混乱はまだ続きます!(*^_^*)




 

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コメント(7件)

内 容 ニックネーム/日時
先日はお疲れ様でした。
また何処かでお会い出来ればと思っています。

なるほど、キャナドの種分けは難しいというか・・基本が確率されていなければ
何も始まりませんよね。
それにしてもレプリカ・・松本先生はコスマチと・・
確かにヘソは広めですが、主肋だけみるとミスチーカム以外は思い浮かびません。(笑)

ちなみに、ある方がミスチーカムとミニマムの成殻を分解して調べた結果・・両種とも幼殻の時は・・まったく同じだそうです。
実際、ミニマムなんてないのかも?そしてコスマチも。(爆)
ところで、昔・・ニューベリアム?って言ってたのは・・なんなんでしょう?(笑)
りんぞう
2014/09/04 15:56
ホロタイプの確認は重要ですね。アンモナイトはレプリカが作りやすいので、確認しやすいかもしれません。蝶屋はホロタイプの確認のためにヨーロッパの博物館めぐりをしますよね。最近はやりの3Dプリンタを、レプリカ作りに使えないかと考えています。
キャナドは縁がなくて全然わかりませんが、カンパニアンの面白さにも目覚めてきたので、いつか狙ってみたいアンモです。
ZX9−R
2014/09/04 20:39
りんぞうさん
コメントありがとうございます。
ご指摘のとおり、ミスチカムとミニマムの関係も、同一種かもしれないとのことです。
これについても、今後ブログネタにしようと思っていました!
キャナドセラス・ニューベリアナムは北米大陸西海岸から産出するキャナドセラス属の模式種です。松本先生がコスマチ、ミスチカム、マルチコスタータムを新種として記載した前後で、研究者が北海道から産出するキャナドセラスについて、このニューベリアナムと比較したところから、わたしたちアマチュアにも、その名前が知られるようになったのではないでしょうか?
年配のマニアがハウエリセラス・アングスタムが記載される以前の、外国産のハウエリセラス・ガーデニの名前、「ガーデニ」や「ガーデン」と話すのと同じいきさつかもしれません。
わたしは、アンモを始めた時、はじめて採集したテトラゴニテスに「テトラゴニテス・エピゴヌス」と名前を付けていました。
もーりん
2014/09/05 19:05
ZX9−Rさん
今回の重田研究室訪問で、ホロタイプのレプリカが欲しくなりました!
3Dプリンターの活用、すごいアイデアですね!
わたしたち、アマチュアもレプリカが手に入るようになると
うれしいなあ・・・(*^_^*)
もーりん
2014/09/05 19:14
タイプ・ローカリティーばかり気になっていましたが、
ZX9-Rさんのコメントで
3Dプリンタ活用法に気づかされました。
ネットからダウンロードできる時代も、訪れそうですね。
fossil1129
URL
2014/09/05 20:48
fossil 1129さん
3Dプリンターだと、オリジナルの標本にダメージを与える心配もなく、
量産もできますね。研究者にとっても朗報になりますね。(^_^)v
もーりん
2014/09/05 22:29
どっもで〜す(+∀+)!!
普通種ですら同定にアワアワしているワタクシには大変ハイレベルなお話ですが、さすが、もーりんさん…。ワタクシにもカナテコわかりやすい解説です。もーりんさんが方々に足を運び、御苦労の末に得た貴重な情報をこうして、ワタクシめがラリホー気分で読めてしまう…感謝×2なのです〜(涙)。
もとろん
2014/09/17 19:32

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